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【釣りを科学する】最も釣れるかつ魚を傷つけないフック(釣り針)を論文検証する

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釣りを科学する

どーもペコむすです.

日本では、釣りに関しての論文は少ないですが、

ゲームフィッシング先進国のアメリカでは、釣りに関して科学的に検証され

論文がたくさん掲載されています.

今回は根拠に基づいた釣り針(フック)について検証してみたいと思います.

 

根拠に基づいたバラさない釣針はどれか?

 そのフィッシングスタイルにもよりますが、フックの種類によって釣ることのできる確立が変わり、リリース後の魚の生存率に違いがある報告が多数あります.

その一部を紹介します.

 

①渓流トラウトにおける釣り針の違いによるバラす確立とリリース後の死亡率に関しての論文

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Jフック(餌)、トレブルフック、サークルフック、ドライフライフックでのフックが飲み込んで喉の奥で掛かった割合とキャッチアンドリリース後の死亡率を研究をしています.

釣り針の種類 フックを飲み込んだ割合  死亡率  
Jフック(餌) 21% 25%
トレブルフック 5% 29%
サークルフック(餌) 4% 7%
ドライフライフック 1% 4%

 

 

 結果では、エサ釣りのJ型フックが最もフックの飲み込み率が高く死亡率も高い、また、トレブルフックの使用においても死亡率が高いことが報告されています.

 

エサ釣りをしている場合、釣り針を飲み込んでしまうため、外す際に魚を痛めてしまい、死亡率を上昇させると結論づけいています.

エサ釣りの場合は放流後生存している確立が高いのはサークルフックであり、北アメリカではサークルフックの使用を推奨しています.また、最も死亡率が高いのはトレブルフックの使用であり、キャッチアンドリリースでトレブルフックを使用することはやめておいたほうが良さそうです.

サークルフックの形状と日本での呼び名

日本では、馴染みが薄いサークルフック.

釣具屋さんで聞いても

『なんですかそれ? 』

といわれる始末です.

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※左からサークルフック、アメリカンタイプJフック、スペインタイプJフック

 

日本でサークルフックに近いのはムツ針

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 MARUTOの釣り針にカタログ上にはありますので、扱っている店であれば注文すれば来ます.

オーナー針にもムツサークルフックがありますので興味のある方使用してみては?

 

by カエレバ

 

 

サークルフックとJフックの釣れる確率

日本では馴染みの薄いサークルフック.

この円形なサークルフックで本当に魚が釣れるのか?論文考察してみたいと思います.

American Fisheriesより報告されているこの論文では、キャッチアンドリリースでのサークルフックとJフックのバラシの確率と釣り上げれる確立、フックが刺さった場所や出血量などを報告しています.

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表をごらんください.

  Jフック サークルフック
割合 割合
フィッシング成功 225   365  
・フック数 161 72% 300 82%
・釣り上げた数 125 78% 235 78%
フックの刺さった場所        
・口の角 34 27% 200 85%
・上顎 21 17% 30 13%
・飲み込み 58 46% 4 2%
・フッキング失敗 11 9% 1 40%
・他の場所 1 1% 0 0%
出血量        
・深刻な出血 32 26% 6 3%
・中等度出血 23 18% 5 2%
・少量出血 16 13% 5 2%
・出血なし 154 43% 221 94%

 

結論は サークルフック(ムツ針)は、J型(チヌ針など)よりもフックの飲み込む確率が低いかつ出血量も少いことから、魚に対するダメージが少ないため、キャッチアンドリリース後の生存率が高いという結果です.

 

総括

キャッチアンドリリースが一般的になり、限りある資源に守って、楽しく釣りをしようという風習が高まっています.

魚がいなくなれば釣りも愉しむことが難しくなってきますので、できるだけ魚に対して優しい針を使用しましょう.

特に、エサ釣りで行う場合は餌を丸呑みするため、針もごと飲み込んでしまう場合も多いので、サークルフックを使用したほうが、釣果も上がるし魚も逃しやすいといえます

しかし、ルアーなどで釣る場合はチヌばりなどJ型でも丸呑みすることは少ないと思いますのでJ型でも良いかもしれませんが、トレブルフックの使用は魚の死亡率が最も高いので極力避けた方が良さそうです.

 

 

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